東京→徳島ママチャリ走破チャレンジを無事に終えたということで、今回はその帰路で利用した、オーシャン東九フェリーについて解説します。チケットの購入、ママチャリでの乗船方法から船内の様子まで解説していきます🚢

ぜひ、参考にしてみてください!

ママチャリは船旅が便利

ママチャリって、ロードバイクみたいにタイヤを外して輪行することができません。

ママチャリで簡単に外せるのはせいぜいサドルくらいです。

分解できないママチャリは電車やバスなど、基本的に公共交通機関には乗せこめません。

なのでママチャリで旅をした場合、自宅に帰る方法としては、

①ママチャリを漕いで帰る

②ママチャリを売るか譲るなどして

③自分だけ公共交通機関で帰る

④宅配便などの輸送サービスで自宅にママチャリを送る

などが考えられますね。

普通の宅急便だと梱包されていないと断られると思います。梱包せずにそのまま輸送できるサービスは少ないですし、輸送費はママチャリを1台買えるくらいの値段になるので、④は除外したほうがよいです。

先ほど、電車やバスはママチャリを乗せられないと言いましたが、公共交通機関で唯一ママチャリを問題なく乗せてくれるものがあります。

それは船です🚢

この船を有効活用すると、ママチャリ旅の自由度が広がります。

なので私は、ママチャリ旅+船旅をセットでプランを立てることを強くお勧めします。今回、私が目的地を徳島にしたのも、徳島からは東京までフェリーの航路があったからです。

オーシャン東九フェリーについて

オーシャン東九フェリーは、北九州(新門司)と徳島、そして東京の有明を結ぶ旅客船です。

東京を発着するフェリーの中では、東京竹芝と小笠原諸島の父島を結ぶ小笠原海運の航路と並んで、航行距離約1,000kmと最も長いフェリーの航路になります。

合計4隻の船で、北九州・徳島・東京(有明)を往復しています。

運行スケジュール

所要時間:東京⇄徳島(18時間)、徳島⇄北九州(14時間)

毎月の運行スケジュールがウェブサイトで公開されています。休航日もあるので予約する前に確認しましょう。

下り

月曜〜土曜

東京(19:30発)→徳島(13:20着・14:20発)→北九州(5:35着)

日曜・祝日

東京(18:00発)→徳島(13:20着・14:20発)→北九州(6:30着)

上り

月曜〜土曜

北九州(19:00発)→徳島(9:20着・11:20発)→東京(5:30着)

日曜・祝日

北九州(18:00発)→徳島(9:20着・11:20発)→東京(6:00着)

最新の運行スケジュールはオーシャン東九フェリーウェブサイトからご確認ください!

予約・料金

オーシャン東九フェリーは、WEB予約もしくは、電話予約が可能です。

いずれも乗船日の1ヶ月前から予約が可能で、電話予約は乗船当日まで可能ですが、WEB予約は乗船日の2日前までになります。料金は当日支払うこともできますが、WEBで事前決済すると割引があるのでお得です。

2等洋室は相部屋で運賃のみで利用できますが、その他2名個室と4名個室、withペットルームがあり、それぞれ別途個室利用料金がかかります。

2023年8月現在の運賃は以下のとおりです。

区間大人
東京〜北九州21,230円
東京〜徳島14,740円
徳島〜北九州11,330円

私は2等洋室で徳島→東京の区間を利用、自転車も込み、WEB事前決済割引がされて、支払い金額は16,060円でした。

車両や二輪車だけ預けて輸送してもらう無人車航送もあります。

最新の運賃はウェブサイトからご確認ください👇

自転車での乗船方法

ターミナルに着いたら、自動券売機で事前にメールで送られてくる、予約番号を入力するかQRコードをかざします。

精算が必要な場合は券売機で支払いを行います。その後乗船券が発券されます。

乗船券に乗船案内の時刻が書いてあるのでその時刻が近くなったら、指定の場所に並びます。

私の場合、出発の30分前に乗船開始とのことでしたが、トレーラーの積み下ろしが終わってから、最終的に15分前くらいに乗船しました。車よりバイクと自転車が先に案内されました。

乗船券の発券時に、下の紙も一緒に出てくるので、自転車のどこかわかるところに貼り付けておきましょう。

オーシャン東九フェリーのフェリーびざん。流石に小豆島のフェリーとは比べ物にならないくらい大きい😲

乗船の案内があるまで、並んで待ちます🏍🛵🚲

この赤い桟橋を自転車で登って乗船していきました。

詳しくは、ウェブサイトをご覧ください👇

船内の様子

船内はWifiがありません!4G回線も陸から離れるてくると、繋がらなくなります。

ネット断食と思って18時間の船旅を楽しみましょう!😇

2等洋室(相部屋)は、2段ベッドの8人部屋でした。

二段ベッドとは言うものの、カプセルホテルのような感じでプライベート空間は確保されていて、快適でした😊

コンセントとヘッドランプ、ハンガー、毛布が付いています。

船内に食堂はありませんが、自動販売機でチンして作るインスタント食があります。

種類は豊富で、そば・うどんから、唐揚げ、シューマイ、パスタ、ドリア、たこ焼きなどがありました。

1食500〜1000円くらいでボリュームはそこまで多くないので、持ち込んだ方がお得だと思いました。

お酒の自販機もありますが、夜11:00から販売中止になります。

夜間以外は甲板にも出れて、夕日を眺めて最高でした!🌇

まとめ

ママチャリでの船旅は超快適でした。

タイヤを外したり、分解できないママチャリを輸送できる唯一の公共交通機関と言っても過言ではありません。

ママチャリで遠出して同じ道を戻るのってモチベーションも下がると思います。目的地に着いたら、フェリーで帰る。

ぜひママチャリ旅にフェリーも活用してください!

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